病中・病後のあなたへ
森に包まれ、深く眠る。それは、回復の第一歩。
大きな病や治療を乗り越えたあと、身体は徐々に回復していても、心がまだ緊張から解き放たれていないことがあります。 「元気にならなきゃ」と焦らず、いまはただ静かに、自分自身を休ませてあげる時間を過ごしませんか。
“Nature itself is the best physician.”
「自然こそが最良の癒し手である」――ヒポクラテス
自然と温泉に身を委ねて
森の静けさに抱かれ、温泉のぬくもりに身をゆだねると、湯と体温がひとつになり、渓流のせせらぎが心のざわめきを洗い流していきます。その静寂のなか、あなたの奥深くに眠る“内なる名医たち”が、そっと目を覚まし始めます。
それは薬や治療ではありません。自然のリズムに耳を澄ませ、過剰な刺激から離れて、自らの治癒力に寄り添う――。 それこそが、もっとも静かで力強い再生の時間です。
“The natural healing force within each of us is the greatest force in getting well.”
「人間は本来、自らの内に百人の名医を持っている」――ヒポクラテス
五感で感じる、癒しの宿
摩周の森に抱かれた湯治宿「摩周苑」。ここには、目に見えない癒しが満ちています。鳥の声、葉音、朝露の冷たさ――。五感がゆっくりと目を覚まし、忘れていた自然の静けさが、心と体の奥深くへと染み渡っていきます。
“First, do no harm.”
「まず何よりも害をなすなかれ」――ヒポクラテス
温泉の力
摩周苑の温泉は、北海道遺産にも認定されたモール温泉.地下1300mから湧き出る自家源泉を、加水・加熱・循環なしの100%源泉掛け流しでご提供しています。
1分間に200リットル、1日288トンという豊富な湯量により、常に新鮮な湯を楽しめます。再利用や加水は一切行わず、自然そのままの湯を体験できる、まさに本物の湯治宿です。
“眠れる森”の宿
多くの方が口をそろえて語るのは、「久しぶりに、ぐっすり眠れた」という摩周苑の夜のこと。それは単なる睡眠ではなく、深く、やわらかく、体の奥にまで染みわたるような休息の時間です。
湯けむりに包まれて温泉に身を沈めると、体の芯までじんわりと温まり、一日の緊張や疲れがふっとほどけていきます。やがて湯から上がると、森が育んだ静寂が全身を包みこみ、余計な音も光もない世界が、心と神経をやさしく沈めてくれます。
温もりと静けさ、そして心地よい疲れ。その三拍子がそろったとき、自然と目が閉じ、深い眠りへと導かれていくのです。夜が明けたときの、からだの軽さと、目覚めの静けさ。それは、温泉と森があなたの再生をそっと支えてくれていた証です。この深い眠りの繰り返しこそが、回復を促す何よりの力となるのです。
温泉湯治とは、自分と向き合う時間
江戸時代から続く「湯治(とうじ)」という文化は、単に湯に浸かるだけの行為ではありません。それは、人が自然と向き合い、静かに自分と向き合うための時間。湯けむりの向こうに広がる山々や森の風景に身をゆだねながら、体の声を、心の声を、そっと聴くようにして過ごす日々。自然と対話するように、ゆったりと湯に身を沈め、深く息を吐き、何も考えずに「いまこの瞬間」を感じる。季節の移ろいに耳を澄ませるように、自身のわずかな体調の変化にも丁寧に気づいていく――。
それは、現代のように時間に追われ、情報に囲まれた生活の中ではなかなか得られない「自分を労わる習慣」そのものです。日々の中でこわばった心と身体を、無理なく、少しずつほぐしていく。誰かと比べることも、焦ることもなく、自分だけのペースで、少しずつ整い、回復していく過程を味わう――湯治とは、まさに自分自身との優しい対話の時間です。
摩周苑の温泉湯治環境
- 人の目を気にすることなく、森の香りと静けさに包まれた自然環境
- 温泉と自然が導く、自然治癒よくが動き出す深く安らかな睡眠
- 身体にやさしい食事(ご希望に応じて)
- 一人の時間も、見守られる安心感もある空間
- 2万坪の敷地、自分のペースで気ままに散策・ウオーキングや森林浴を
“The greatest healing therapy is friendship and love.”
「最も健康的な治療は、身体と心の平穏を得ることである。」――ヒポクラテス
森を歩くという“癒し”
自然の中を歩くとき、人は少しずつ自然と調和し始めます。木漏れ日の差し込む森の小道を、自分のペースでゆっくりと歩く――人目を気にせず、誰にも急かされることなく、ただ「歩く」という行為に身を委ねる時間。
耳をすませば、風が枝葉を揺らす音、遠くの鳥のさえずり、足元の落ち葉を踏みしめる感触。そんなささやかな自然のリズムに心が溶けていくうちに、あなたの体と心も、いつしかそのリズムにそっと寄り添っていきます。
時計を見なくてもいい。誰かの目を気にする必要もない。ただ、自分という存在が自然の中にほどよく溶け込んでいく。それは、深く静かで、確かな癒しの体験なのです。
“Walking is man’s best medicine.”
「歩くことは人間にとって最良の薬である。」――ヒポクラテス
“食”は温泉湯治の一部、癒しの根本
摩周苑の食事は、摩周・道東の自然が育んだ旬の食材を使った、素朴でやさしい和食・家庭料理。ご希望や体調に応じて、以下のような食事もご用意可能です。
- 体力回復:滋養強壮を重視した献立
- 内側から整える:菜食中心、ゲルソン療法ベースのメニュー
- 体をリセット:無理のない断食・ファスティングサポート
湯治の期間中は、体調の変化に合わせて最適な食事をご提案いたします。
目指すのは、元気なご長寿さんたちが日々食べているような、自然体で無理のない“長生きの知恵ごはん”です。
“Let food be thy medicine and medicine be thy food.”
「食べ物で治せない病気は、医者でも治せない。」――ヒポクラテス
こんな方におすすめです
- がん治療や大きな病を乗り越え、体力を戻したい方
- 手術後、自分のペースで静養したい方
- ストレスや不眠、不安感が続いている方
- 薬に頼らず、自然な方法で整えたい方
- 介護や付き添いで心が少し疲れてしまった方
“The farther you get from nature, the closer you get to disease.”
「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」――ヒポクラテス
自然により近づき溶け込めば病気は逃げていきます。
あなたの自然治癒力が、また歩き出す場所
「あ、ここなら癒されそう」――
そう感じたとき、それは心のサインかもしれません。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
摩周苑の森と温泉が、あなたを静かに迎え入れます。
“All healing begins with the body’s own natural processes.”
「すべての治癒は、内なる自然から始まる」――ヒポクラテス
ヒポクラテス(Hippocrates)
医学の父 ― 古代ギリシャが生んだ自然医療の原点
ヒポクラテスは、現代医学の礎を築いた人物として「医学の父」と呼ばれています。
迷信や神話に頼っていた当時の医療から一歩抜け出し、病気の原因を「自然」や「生活習慣」「体質」などに求める、**“観察と記録に基づく医学”**を提唱しました。
また、医師としての倫理観を定めた「ヒポクラテスの誓い(Hippocratic Oath)」は、今なお世界中の医療人の原点として受け継がれています。
湯治とのつながり
ヒポクラテスの思想は、現代の温泉療養や自然治癒に深く通じています。自然と共に生きる、人間本来の回復力を大切にする考え方は、まさに湯治の精神そのものです。
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小川秀夫の温泉湯治物語 - 病中・病後のあなたへ。森に包まれ、深く眠る。それは、回復の第一歩。
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