体を温めればガンは消える

がんは自然治癒するのか?

がんという病気は「自然治癒」するのか、その可能性はあるのか?
今日まで30数年間アトピー性皮膚炎、喘息、リウマチ膠原病等アレルギー疾患をはじめ、さまざまな難治性疾患の克服法を提案してきた。この自然免疫療法、温泉湯治は「がん」を克服するための補完代替療法、また西洋医学に融合する統合医療の画期的な治療法として今後大きな役割を果たしていくことになるだろう。

自然免疫療法は、現代医学の薬物に依存する対症療法(アロパシー)と異なり、薬物に依存しないで病気になった原因を探り、元から治す自然療法(ナチュロパシー)つまり原因療法であり、患者自身が治すために、まず「がん」という病気に対する正しい考え方を良く学習し理解して、自らが自力で治すという強い姿勢になることが大切である。

なぜならその確信に満ちたアグレッシブな姿勢が免疫力向上につながり、がん細胞を攻撃し撃退するからである。自然免疫療法・温泉湯治療法は「がん」に限らず、人の体に発症しているさまざまな疾患を同時に改善していくため、すべての「がん」患者に共通した「改善効果」が現われる。したがってその治し方は個々によって異なることはなくまったく同一である。

それでは「がんの発症」を許してしまった免疫力の低い体を、どの程度までレベルアップすれば、がん細胞を駆逐可能な状態になるのか、また手術によってがん腫瘍部摘出後、再発しない、再発させない強い免疫力を備える体にするためには、どのような条件を満たした生活が大切なのだろうか。

現在がんの医療技術の進歩は目覚しいものがあるが、相変わらず完治が難しい難病死病と認識され恐怖と死の代名詞となっている。日本には現在150万人のがん患者が、がん治療を受けているといわれている。

しかし現代医療に見切りをつけ、それらの治療から離れた患者、また医師から治療放棄、「サジ」を投げられた患者、そしてさまざまな治療や代替療法を求め「がん難民」としてさまよう患者の総数は、実に250万人~300万人ほどの数に上るという。