体を温めればガンは消える

向精神薬多用、患者囲い込み治療が精神異常者・統合失調症患者をつくる

職場の精神的ストレスに始まり睡眠障害に陥り、睡眠誘導剤、眠剤、睡眠薬、と使い続け、最後は精神障害をきたし、以来18年間「向精神薬漬け」により精神病院の「囲い込み」薬物治療を施され、入退院を繰り返していた58歳の男性が突然服用する薬を全部止めてしまった。

病院で乳がんにより乳房切除手術を受け、抗がん剤治療を受けていたが、途中で断り、温泉湯治をしていた奥さんが顕著な回復が現われ始めたため、主人にも薬の服用を絶たせてしまったのである。夫婦は床屋と美容院を経営していたが急遽「店にしばらくの間休みますと張り紙」をして夫婦ともども温泉湯治が始まった。

このあと、乳がんの奥さんは順調に回復したが、主人の薬物からのリバウンド・離脱状態がひどく約2ヶ月間、奇妙な言動が続き覚醒剤、麻薬の禁断症状と同様に幻聴、幻覚に始まり昼夜を問わず裸で部屋を逃げ出し、奇声を上げて森の中をさまよったり、川に飛び込んだり、厨房から包丁を持ち出したりと、始末に終えない離脱症状が続いた。

その後、僅かずつではあるが改善し、一進一退を繰り返しながら正常心の体に戻っていった。3ヶ月経過後、ほぼ精神的にも正常な状態まで回復し、その後自宅に戻って1カ月ほど養生し散髪屋の仕事を始めた、最初の客は実験台?として弟さんが客になったという。

現在、陽気な笑顔で客さばき、剃刀さばきをやって奥さんの美容室ともども繁盛しているようだ。当然であるがご主人はあの禁断症状の2ヶ月間の騒ぎが殆ど記憶にないという。それにしてもあの禁断症状、つまり離脱症状をクリアするのは大変なことだ、一つ間違ったらとんでもない事件に発展することになる。

他の病気の薬からのリバウンドはアトピー性皮膚炎を除けばひどい状態にはならないが、向精神薬のリバウンドは慎重にかからないといけない、覚せい剤は一度依存状態になると脳が記憶しており薬を絶つことは難しいというが、向精神薬はそれがないようだ、既に2年経過しているが薬の使用は全くないと奥さんは云っていた。