体を温めればガンは消える

癒しの時期

手術を終え病院を離れた患者は、自分なりの生活を始めることになるが、まだ生体防御機能、免疫力は低下したままである。従ってこの時期は体力回復を助長させる生活を優先し、特に食欲が出始めたらしっかり栄養を摂ることに専念してほしい。

こうしてようやく体に回復の兆しが現われ始める時期、まだ患者によっては手術のダメージから回復が得られていない時期、術後の経過観察ということで、さまざまな検査を行う。

これは「術後サーベイランス」と呼ばれているが、患者を定期検査に縛り付け、体のあら捜しをして治療に結びつけ、売り上げを上げるお決まりの手法である。

また再発予防ということで、プロトコール(抗がん剤処方計画)により、さまざまな種類の抗がん剤を投与する医師がいる。ある医師はこの処方計画を抗がん剤の人体実験計画とよんでいるが、しかしこれは施すべきではない。

何故なら手術や化学療法のダメージから体はまだ回復が得られていないため、さらにダメージの積み重ねをすることになり免疫の相乗低下に陥り、医原性のがんの発生を招き、がんの増殖を逆に助ける結果なるからである。

がんの怖さはこのような一次治療後のダメージによる「再発と転移」さらに、「二次がん」の発生にあるのだ。