何もしないで免疫を高め、がんを治す治療法など現代のがん治療界にはない、第一何も治療しないで静かに患者の体力回復、免疫力回復ばかり見守っていたのでは、レセプト(売り上げ)がなく病院にとっては死活問題である。
従って製薬会社、病院はそれらの治療を非難され、叩かれれば叩かれるほど、その非難に耐性を得て、「がん細胞と同様」に変異、変性を繰り返し、手を変え、品を変え、次々と新しい副作用のない?体に優しい抗がん剤を作り出す。
そして最近では抗がん剤を少量ずつダラダラと投与して、患者の免疫力、患者の命をじわじわと殺いでいってしまうような、抗がん剤の分割少量投与、ドーマシーセラピー(休眠療法)という治療法をやり始めた。
短期にドカーンと多量に抗がん剤を投与すると、患者は苦しみ続け、病院から逃げ出すか、またバタバタと死んでいくかということになり、それでは製薬会社、病院は稼ぎが少なくなってしまう。がん患者をいかに回復させるかでなく、いかに非難をかわし、いかに患者の副作用を軽減し、騙し騙し治療を続けさせるか、そしていかに抗がん剤の売り上げ、需要を伸ばすかという戦術である。
しかし、さすがに良く考えたものである。この方法なら今までより抗がん剤の使用量は2倍になり、病院も製薬会社も余程稼げる。そして患者は入院しなくても通院で治療を受けられる。また抗がん剤を処方してもらい自宅で服用しながらまた点滴をしながら生活できるわけだから都合が良いし便利だ。また強い副作用が一挙に出ないため病院から逃げていかないし、他の治療法にも走らない、そしてある程度は世論の非難もかわせる。