体を温めればガンは消える

病院から薬の処方を受けていないから医療給付金はでない

ある日、統合失調症の患者が来訪した、職場の人間関係のトラブルに始まり眠剤、精神安定剤、睡眠薬、向精神薬の常用により皮膚疾患、アトピー性皮膚炎は重症化し、ステロイド剤も多用も続き、体はさまざまな副作用が認められ「精神」にも異常をきたし、実に危険な状態であった。

職場は長期休職中で、医療給付金で生活していたが長期滞在で温泉湯治をすることになった。会社には毎月、精神病院の治療証明を提出していたが6カ月、経過したあたりで全ての薬の使用をやめ、薬の使用はなく正常な「精神」、「身体」に戻り始めた、都合1年間滞在していたが病状は完全回復し普通の人間に戻った。

しかし半年分の医療給付金は出たが、後の半年分が支給されないという。保険担当の職員は、あなたは残り半年間、病院からの証明は出ているが精神病の「薬の処方」を受けていない、したがって治療を受けたことにならない、ということで後の半年分の医療給付金は出ないと言われ困っていた。薬の処方をしてもらい使用しないで破棄すれば良かったのに残念なことをしたようだ。

何か理不尽な気がするが、健康な体はお金の問題ではないと諦め職場復帰し現在元気に働いている。その後会社提出用の書類を貰いに病院に行ったが、皮膚科、精神科ともに奇跡の回復だと医師が驚いていたという。薬をやめて温泉湯治だけで痒み炎症のないツルツルの皮膚に戻り、また普通の精神状態にもどった姿をみれば皮膚科、精神科の医師はきっとショックだったと思われる。このようなケースでは精神面の回復が得られれば、ほとんどの患者が病状は改善される、そのためにはまず常用する薬物を絶つことしかない。