前にも述べたが「がん細胞」は正常な細胞が遺伝子の変異によって生み出した変種の細胞である。したがってどのような超高額抗がん剤・化学療法を施してもまったく意味がない。
何故ならそれらの治療がエスカレートすればするほど、がん細胞も繰り返し「耐性」を獲得し、さらに「進化」し「変異、変成」して強くなるからだ、このように患者に投与する薬物は、人の免疫を阻害し体をさらに衰弱させることはできても、免疫力を高めることは決してできない。
つまりがん細胞にとっては容易に増殖でき、自らが住みやすい、勢力を拡大しやすい環境であり、逆に有難いことなのである。したがって「がん」にとって決してありがたくない。
つまりがんが喜ばない、住みにくい体内環境をつくることしかその治療法はない。そのためには「がんが嫌がり」、逆に体がそれを求め、体が喜ぶ「湯治」、つまり体を温める「温泉湯治」、「自宅湯治」が最高である。
したがってこのような辛い時期の「がん患者」は食欲、体力さえあれば、体の違和感、苦痛、疼痛をとるためにも、とりあえず試しに自宅で不感温度(熱くもなければ温くもない温度、俗にいうぬるま湯で摂氏41度Cまで)の湯治を日課にして、決して無理をせず、十分な睡眠をとることに心がけ、ごく普段の食生活を続け体の回復を待てば良い。
その「時の流れ」に「がん克服」の「癒しの芽」が育まれる、回復の兆しに気付くのはそう遠くはない。15日~20日経過したら通いつけの病院で検査をしてみたらよい、血中のリンパ球が顕著に増えて、それだけでも回復が実感でき、がん克服への目安がたてられるようになるはずだ。