体を温めればガンは消える

大自然に帰依する温泉湯治

温泉湯治場では不特定多数の人々が入るため免疫力が低い患者では感染症にかかるケースがあり問題が多い、そのためには患者専用の個人浴槽、個人専用ブースを備えた施設が必要になってくる。ホスメック摩周苑は浴室を備え、1日4回、5回と湯治をする度に温泉を交換するという超贅沢で、徹底した感染症防止対策が整った部屋もあり、長期滞在型本格的湯治施設である。

大自然の中で患者専用の大浴場、露天風呂を備え24時間オールタイムでかけ流しの源泉で湯治ができる。泉質は無色透明ナトリウム塩化物泉で、北海道遺産に指定されているモール温泉である、私が所有し手掛けている箱根湯本温泉、福岡原鶴温泉と3本の井戸の中でも温熱効果は特に優れており希有な泉質で温泉湯治としては至極の効果が得られる。

これらの施設は土地の購入から源泉掘削、建物建設、環境整備と私が企画し完成した施設であり、完成後はがん患者や難治性疾患者の温泉湯治研究専門施設として医師の協力を得ながら15年間、臨床データーを取り続け今日に至っている。しかし残念ながら11室と部屋数が少なく収容人数も25名程と限りがあり皆さんの要望に応えられない状況にあるが、何とか満たしてあげたいと努力している。