体を温めればガンは消える

抗がん剤(化学療法)

現在のがん治療法は国立がんセンターを筆頭に西洋医学の立場から手術、抗がん剤、放射線療法を主たる治療法としている、抗がん剤等の化学療法は、ある時期のがん患者に有効な場合もあるといわれてきたが、いま問題が多く治療の有効性が問われている。

良く考えてみると良い、抗がん剤はさまざまな物質の発がん実験でも一番「発がん性」の強い猛毒物質である。つまり「がん」より抗がん剤の方が怖いのは事実である。したがって決してこれらの治療を受けてはならない。

弱い抗がん剤だから副作用が少なく心配ないと医師は言うが、猛毒物質であることに変わりはない。がんを叩き、攻撃しがんを治すという、人の「生身の体」に施す治療法としては実に危険な治療法であり、患者の体に健康被害を与えるだけでその効果は「百害あって一利なし」である。なぜならそれらの投与でがん細胞は死なないで体を守る免疫細胞が先に死んでしまうからである。

国立がんセンターが何故治療の途中で患者を放り出すのか、それはそのまま抗がん剤を投与すれば、患者が死ぬことが分かっているからである。したがって「もう、うちではやるべきことは全てやりました」と言って放り出す、これは大学病院、国立病院も同様である。

したがってこれらの有名で権威ある大病院に順番待ちしてでも入院して抗がん剤治療を受けたい気持ちは分かるが、思いとどまる勇気が必要だ、なぜなら抗がん剤治療は、どのような大病院でも同様であり、患者の先行きが知れているからだ。

抗がん剤は1946年ナイトロジェンマスタードという毒ガス研究の中で生まれ、この毒性を薄めたナイトロミンは日本初の抗がん剤として1949年製造されている。現在百種類近くのあらゆる抗がん剤が製造されているが、その殆どは細胞分裂抑制作用を利用したものである。

細胞分裂の激しい細胞はがん細胞だけではない、人の体内にはがん細胞以外にも骨髄細胞や腸の上皮細胞のように細胞分裂の激しい細胞がたくさんある。抗がん剤にはこのように活発に増殖する細胞を攻撃破壊する作用があり、がん細胞だけではなく正常な細胞や、がん細胞を殺す「免疫細胞」まで殺して、体に強いダメージを与えてしまう。

極度な免疫力低下によりがんの発生を許した人の体であっても、まだそれなりに免疫は作動し白血球のリンパ球は体を守るために懸命にがん細胞と闘っている。その戦いの最中に脇から細胞毒、抗がん剤で攻撃し余計なことをしてがん細胞どころか、がんを攻撃して体を守る正常な免疫細胞で味方のキラーT細胞、NK細胞などのリンパ球まで殲滅してしまうわけだから、リンパ球としては馬鹿馬鹿しくてやってはいられない、戦いにならないのは当然である、結果的に抗がん剤が効かない「がん」ではなく、がんと闘う免疫力つまり戦力のない体になってしまっているのである。