体を温めればガンは消える

がん告知

がん告知の問題であるが現代では患者にがんの事実を隠す時代ではない。医師は真実をありのままに伝えるべきである。その方が患者は積極的な姿勢でがんと対峙できるからである。がん告知に積極的な医師が増えてきたが、まだがん告知を慎重に扱う医師もいる。

告知によって患者の受ける精神的な影響を懸念するからであろうが、 医師が真実を話そうと話すまいと、そのものの言い方で、患者は既に気付いているものである。特に検査の結果説明を受ける瞬間などは、患者の五感は冴えている。

医師の言動や周囲の人の振る舞いなど、一言一句の裏にあるものは結構見抜いて、自分ががんであることに気付いているものである。また専門病院内では死に直面し対峙する患者の姿も見受けられ、不安と恐怖心が増し、精神的に落ち着きのない心境に陥りがちである。

これらはがんに対する考え方が死に結びついているからであろう。このような患者の内に秘めた心境が、逆に病状の進行に与える影響を考えれば告知を躊躇すべきではないと思う。したがって患者は受診の際、告知は進んで受ける゙旨告げていた方が良い。