逆にこれらの治療で「賢いがん細胞」は喜ぶばかりである。何故ならがん細胞は、次から次へと手を変え、品を変え攻撃を受ける新しい抗がん剤の「毒性」をすばやく学習し、自ら変異して「耐性を獲得」し、耐性獲得がん細胞遺伝子となり、それらの抗がん剤を無力化してしまうからだ。
つまり抗がん剤、放射線治療がまったく効かない「超悪性化したがん細胞」に変異、凶悪化して一気に猛増殖してしまうのである。
これらはADG(アンチドラックジーン)と呼ばれているが、この存在に触れることは医学界ではタブーである。したがって日本では医師も厚生労働省も、これらの事実にはあまり触れたがらないし、公表されてはいない。
医師はこのADGの存在を決して喋ってはならないのだ、従って患者にはあまり知らされていない。何故なら「がん」に対してまったく無力で、意味のない治療であることが、公になってしまうと抗がん剤治療は根底から覆されることになり困るからだ。