体を温めればガンは消える

薬で治らない病気は難治性疾患に

世の中に先天性の疾患でない限り、原因不明、治療法不明の「難病」で、有効な治療法、また根治的な治療法は存在しないと結論付ける「難治性疾患」などはない。しかし現代医療の薬のみに依存する治療法であれば、世の中の病気は何一つ根本的に治ることはなく、根治的治療には繋がらないから、いくら薬を使った治療を施しても、その病気が悪化することはあっても、決して良くなること、つまり治ることはない、したがって難病、難治性疾患ということになる。

ということは現代医療が自らの薬物治療で治せない病気は、すべて「難病」、「難治性疾患」と呼ぶことにすれば、患者は「そうか治りにくい病気か、治らない病気なんだ」と良く納得してくれる。そうなれば薬を使って治す事には繋がらない対症療法が、患者の薬に対する抵抗心の薄れにつながり治療がやり易くなる。

この事実が理解できるようであれば、さまざまな難治性疾患者は実体験してみると良い、まず常用する薬をいかに上手に減量し、絶つかということ、そのためにはまず生活改善から取り掛かることが大切である。具体的な「自宅湯治」、「温泉湯治」の仕方は前述してきたが、後章の「湯治の要領」の項でも詳しく述べることにする。