体を温めればガンは消える

克服者の共通点

このような例は結構多い、世間ではこれらを奇跡だと騒ぐが、決して偶然でも奇跡でもない、ごく当然の結果である。この男性の例では、運良く医師の余命宣告により医療を諦め、世捨て人になってしまい、免疫力を極度に下げる抗がん剤、放射線等の化学療法から逃れられた。

そして自らの環境が転地によってがらりと変わり、大自然の中で時を忘れた生活をおくり、さらに温泉三昧、自然食養生、また気ままな生活という条件が、自然治癒力、免疫力を高め、その結果「肺がん」を克服したという典型的な症例であろう。つまり「がん」を克服する人は、運よく医師から早めに見放された人、そして逆に医師の治療を見放した人とも言える。

医師からサジを投げられ、治療放棄された患者でその後「がんを克服」したケースには、化学療法というあの地獄の苦しみから逃れられた、一切治療を求めず人生を開き直って自由に生きた、ひなびた温泉宿を巡り余生を楽しんだ、代替療法に残りの人生をかけた、といった人々が多い。

さらに抗がん剤、放射線治療に対して、「こんな治療には私は耐えられない、続けるくらいなら死んだほうがましだ」と言い張って子供の反対を押し切って強引に病院から逃げるように退院して家族を困らせた60歳のすい臓がんの女性は、今年69歳になったが、がんを克服して今も元気でわがままを言って暮らしている。

しかしこのように医師が敷いたレール走る、行く先不明?の寝台列車に乗ることを拒否し、強引に途中下車した患者の予後がすべて良いものとは限らない。何らかの免疫力を高める治療を施さない限り、その予後は知れている。先の69歳のすい臓がんの女性の例では、死ぬことより抗がん剤治療の方が本当に怖かったのだろう。

逆にそれらの治療をしないで良いという「安堵感」、さらに生き抜くために最後の手段として選んだ半端ではない「温泉湯治」時間を日課にした生活が、顕著な免疫力向上に繋って「がん」の治癒に繋がったと言うことが出来る。まさに奇跡である。