体を温めればガンは消える

低体温が致命的疾患に

日本人の平均体温は50年前までは36.8度前後であったが、現代では高い人で36.2度、殆どの人が35度台というデーターがある。ということはそれらの人々は全て「低体温者」で免疫力が低い人々であることが分かる。したがってインフルエンザが蔓延し、さまざまな感染症に罹患するのである。

これは生活様式の変化によって睡眠時間が減少したためと考えられる。睡眠時間が僅かでも生命維持はできる、しかし毎日3,4時間の睡眠では健康維持はできない。場合によっては精神的、身体的ストレスによる疲労の蓄積が継続すると、極度の免疫力低下によって、「がん」や「白血病」など致命的疾患を患い、また慢性疲労症候群として「過労死」や「突然死」を招くことも十分あり、現在このような人々が増えている。

このように睡眠は健康という面を考えた場合、体に果たす役割から考えてみても、ある一定以上は必要なものである。したがって睡眠で病体を改善していくためには健康維持以上の睡眠時間が必要になる。個人差があるため、ひとつの目安として捉えていただきたいが、病体改善の睡眠時間は最低でも8時間必要である。

ちなみに健康維持の睡眠とは7時間前後それ以下の場合は生命維持の睡眠しかとれていないということである。したがって体に対して毎日「負」の蓄積となり、それらの蓄積がいずれ慢性的な低体温となり、免疫力低下につながって場合によっては、先のように「致命的疾患」を患う事になるのである。