体を温めればガンは消える

著者小川秀夫ってどんな人

私は薬に頼らず、温泉湯治、生活改善のみで難治性疾患を治すという「自然療法」を始めて30数年経過したが、インフルエンザに罹患したことは一度もないし、病院には歯医者以外は行ったことがない、これらは健康保険書の受診履歴をみれば直ぐ分かることだろう。現在も自らの健康に何一つ不安を抱える違和感などはない、もしかしてウイルスには何度も接しているのかもしれない、しかし免疫力が高いおかげで罹患しないのである。

従って何一つ持病はない。医者に言わせれば78歳にして病院に通わない、全く薬を使わない憎い奴かも知れない。しかし自らが超健康体でない限り、おそれ多くて人様の「健康論」など説けるものではない。

私は子供の頃から将来の夢は「医者」になることであった。しかし家が貧しく高校も大学も仕事しながら夜間学校で学んだが、生きていくのに精一杯で、夢は実現できなかった。しかし医者にならなくて良かったと思う、もし医者になっていたら現在の対症療法で何かと制約をうける医療界には馴染まなかったと思う。つまり医者ではないから、いかなる薬にも頼らないで病を癒す「自然免疫療法」の確立が容易にできたのかもしれない。

その根底にあるものは今まで指導し回復した人々延べ10万を超える難治性疾患の臨床例であり、これらはすべて回復者、つまり患者から教わったものばかりである。このような臨床例から得た事実を世の人々に伝えたいが、それはなかなか難しいものがあるようだ。

現代ではまだ、人々の理解は得られず、私は変人で胡散臭い人間のひとりとしか、思われていないようだ。現代医療の薬物治療の実体を知りすぎた人間であるからには、世の人々に実体験により「薬物依存の無意味さを個々に証明」させなければならない。これが私の天命と心得ている。

また、TV、マスコミ、医療界を支配するその筋から理不尽なバッシングが始まり迫害され、身の危険にさらされることだろうがそれでよい、この先40年間現役でこの活動を続け、闘わなければならない。「お前118歳まで生きるつもりか」と、マフィア(製薬会社)と「札束」投与で飼いならされた日本の「医療界のドン」から怒鳴られるかもしれないが、そうでないと現代の医療の改革に繋げない、また驚異の「湯治」の有効性も自らの体で立証できないからだ。

現代医療が好むと好まざるとに拘わらず、この「自宅湯治」の広まりは止められない、いつの世も人々の「気付き」、「人々の声」でそれらの改革はなされるからだ。

私の「心の友」であり師匠でもあった、世界的免疫学者、安保徹博士が2016年12月、突然ご逝去された。何者かに消されたのかも?と悔やんでいる。日本のすべてのマスコミが、博士の逝去について、いまだに公の報道はなく、故意に報道管制がなされているようだ。

志半ばで逝った博士の無念さが、ひしひしと感じられ、万感やるせない思いで、毎日ご冥福を祈っている。微力だが私なりに「安保徹博士の遺志」を継いで「医療の世直し」に残りの生涯をかけて闘って生きていくことを「心の墓前」に誓っている。