体を温めればガンは消える

睡眠不足が低体温をつくり、さまざまな病気を発症

このように毎日十分な睡眠が確保できないで慢性的に睡眠不足の状態が続くと、人は活力、生命力がなく免疫力は常に低い状態が続き、常に低体温で冷えの症状や倦怠感が強く、病弱で年中季節の変わり目ごとに、風邪をひくような体になっている。がん患者では帯状疱疹が出ることが多く、また頻繁に口内炎やヘルペスが発症することもある。

一般的に睡眠不足が体に与える影響としては顔や肌色が悪く、目の下にくまが現われ、ものもらい等の眼疾患がたえない、そして皮脂の減少に伴い皮膚はざらざらで、疣や吹き出物が多くなる。さらに首や肩の凝りがひどく、不定愁訴が現われ、体の震え、しびれ感が増し集中力、思考力、決断力、判断力が鈍り、常に消極的で、積極的、つまりポジティブに生きる姿勢が失われ、何事も面倒くさく、投げやりになり、場合によっては視神経に異常をきたし、視力が著しく低下して視力障害等を起こすこともある。

このような状態が続けば慢性不眠症となり、病院で睡眠剤、睡眠誘導剤、精神安定剤など向精神薬を処方され常用する人が多いが、そうなると思わぬ副作用が出て、その改善は難しくなり、自律神経失調がさらにすすみ思わぬ疾患に罹患する。

したがって結果として良い仕事はできないし、良い人生は送れなくなる。人は生命を維持していく上では内分泌ホルモンが重要な要素を占めている。この内分泌ホルモンの産生と分泌のため、そして明日への備えのためにも、十分な睡眠をとることが必要不可欠である。