体を温めればガンは消える

ストレス過剰が自律神経失調を促進、がん発症

人の毎日の生き方、仕事や食生活そして運動や睡眠、さらに精神的・身体的ストレス、抑圧等その人の日常の生活が免疫に大きく関わっている。

暴飲暴食を慎み、バランスのとれた食生活、適度な運動そして十分な休息、睡眠がとれている人の場合まず免疫力は高い状態といえる。半面アンバランスな食生活に加え、運動、十分な休息、睡眠がとれず、過重にかかる精神的、身体的ストレスを処理できない人の場合、慢性的に蓄積していく状態になるので、自律神経失調の症状が強くなり、体力、免疫力共に低下し、体の冷え、倦怠感などが強くなり風邪をひきやすい体へと移行していく。

適度なストレスは人が生きていく上で必要不可欠なものであるが、過度に受けるストレス、それも5年~10年と長期間にわたって受けるストレス抑圧は、すべての「がん」の発生起因となっている。

人生では肉親の病気や子供の進路問題に始まって、受験、家庭内暴力、家庭不和等の問題、近所や職場内における人間関係や仕事上のトラブル、事業の不振や失敗もあるだろう。そして失恋や夫婦間のトラブル、離婚、家庭内の確執や体の劣等感、といった悩み事があれば、特に失望喪失感が強く、厭世観にさいなまれ睡眠障害も起きよう、こうなれば免疫力低下につながること甚だしい。

また伴侶や肉親の死というショッキングな出来事があれば精神的に受けるダメージが強く、極度な免疫力低下につながり、女性ではこれらが、乳がん、子宮ガン、また膠原病等の発症起因になることも多い。このように強い精神的ストレス抑圧によって受ける失望喪失感、厭世感、さらにそれらの継続は、すべてのがんの発生起因に関わる最大のファクターとなっている。

つまり体に対する悪い生活習慣を断ち切り、いかに継続して受けるこれらの負荷を回避するか、また処理するかが、がんの発生、再発を防ぎ、がん克服のための最重要事項になってくる。そのためには決して躊躇してはならない、後々悔いを残さないためにも、今思い切った生活習慣、生活環境の改善が必要である。