先にも述べた栄養調査では野菜の摂取が少なく結果的にビタミンミネラルの摂取が少ないと傾向が見られた。したがって野菜や、キノコ、海草、手を加えたさまざまな野菜ジュースなどをしっかり摂り、動物性蛋白質は魚と肉を2対1で摂ることを考え、個人差が大きいので偏食や過食に気を付け、自分の病状に合わせた食事をしていかなければならない。
いうまでもないが偏食や過食の人ほど病気に罹りやすい。言い方を変えれば病人は皆、偏食家、過食家であり、間食家、過飲家である。これらを改善しない限り、真に病気の回復、健康な体は得られない。食によって細胞はつくられ 、体は活動エネルギーを得ている。それらをより良くすることは、病を克服していく上だけでなく、健康な生活を送るためにも、しっかり心得ることが大切である。くれぐれも「医食同源」であることを食事の度に思い出し、決して忘れてはならない。