体を温めればガンは消える

人の体内では毎日がん細胞が発生している

そのためにまず患者の体を思いやる心が治療に優先されなければならない。人の体内では毎日がん細胞が発症している。そして免疫の攻撃をかいくぐり体内に残るがん細胞は数百万~数億個ともいわれている。これらは宿主の免疫力の強弱によって体内に残る数も極端に差が出ている。

人の体を構成する六十兆個の細胞から比べてみると、それらは微々たる数であり、正常な範囲内だという。しかし、それらの「がん」が「がん化」し無限に増殖するのであれば、とっくの昔、200万年前に人間は絶滅していて今頃生きている人は誰もいないことになる。体のあちこちに「がん腫瘍」を抱えながらも「がん」では死なないで天寿をまっとうし、老衰で亡くなる人も多いのである。

いたずらに「がん」を刺激し、抗がん剤、放射線という性急な治療、攻撃的な治療に走った結果が早期死亡に繋がっている。そしてその死因は「がん」ではない。それらの抗がん剤、放射線治療という人の生きる力、免疫力を無視した治療によって亡くなったということである。

日本では現在のがん患者の約80%、年間実に36万人の人々が、「がん」ではなく、これらの治療で死んでいるという事実がある。ある大学付属病院で1年間に亡くなったがん患者のカルテを精査したところ80%は「がん」ではなく、抗がん剤や放射線などがん治療の副作用で死亡していた。

この事実を博士論文で発表しようとした若手医師は、目の前で学部長に論文を破り捨てられたという。これらの事実は病院にがんで入院したら80%の確率で、抗がん剤等薬物の副作用で殺されるという現実を示している。

がん治療には術前にしても術後にしても、患者の大切な養生期、回復期を精神的に支え、身体的にフォローするしっかりした医療体制がなく、患者の自己管理任せが多い。