体を温めればガンは消える

湯治は大切な日課

このように自然免疫療法は、来る日も来る日も毎日同じ事を繰り返す単純な作業である。もちろん適度な運動も必要であり、偏らないバランスの良い食事も心がけることが大切である。また多量の汗をかくことになるので多少の塩分も必要になる。したがって湯治期間中は塩分摂取に神経質になることはない。

そして毎日十分な睡眠をとることの心がけ、つまり昼間であっても眠くなったら寝ることを優先することが大切である。従ってこのような時期、無理に規則正しい生活を考える必要はない。つまり寝ているか、湯治しているか、食べているか、散歩しているか、という脇から見れば毎日だらだらした生活に見えるがこれで良い。

このような湯治生活がすべてを癒してくれる。水分の補給には、お茶や麦茶、野菜ジュース、ミネラル水など1日1.5~2リットル飲む人もいる。当然それなりに多量の汗をかくことになるからそうしないと、血液が濃くなり、脱水症状をおこすことになるからだ。

薬に依存せずこのような湯治を行なってから3、4ヶ月経過すると体のあらゆる部分に変化が現われ病状の改善が始まる。これらは人の持つ本来の自己治癒力、自然治癒力の現われであり、今まで一度も経験したことがないような、体にとっては素晴らしい出来事ばかりである。このような状態が現われたら早速病院で血液検査してみたら良い。患者本人もそうだが、それよりも担当医師の方が驚き、首をかしげる結果が現われているはずだ。
「○○さんどうしたの、何かあったのですか、何かしたのですか、すごい回復だ、何をしているのですか」、と毎回検査の度に質問攻めにあうことになるだろう。